こんにちは。
ゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎です。
コーチを付けたほうが良いのか、付けないほうが良いのか・・・。
こんなことを考えることもあるかと思います。
吉田はコラムで欧米のゴルフツアーやティーチングの現場を見てきて、多くの選手がコーチを付けていることをお伝えしてきました。
だから、吉田はコーチ推奨派なんだろうと思っていると思います。
でもね、わかりますよ。
みなさんの考えていることもわかるんです。
片手ハンデを取得しているなど、ゴルフで結果を残した経験があると、人間ですからプライドが生まれるのは当然です。
「今さら習いにいくのも……」
「レッスンを受けに行って、いろいろ言われるのは面白くないな」
「自分のゴルフを否定されそうで怖い」
そういう気持ちはよく分かります。
吉田がコーチを付けることを推奨しているのは、優秀なコーチがいるという前提です。
コーチを付けて下手になるリスクもあるわけです。
優秀じゃないというのは論外として、スイングメソッドが合わない、コミュニケション方法が違ってかみ合わないなど上手くいかない要因もたくさんあります。
だからとにかくコーチに習ったほうが良いということは言うつもりはありません。
自分だけで上手くなれて好調をキープする術を知っているなら全く必要はありません。
でも、現状何かに悩んでいて、解決の糸口が見えていないのであれば、誰かに指導を受けることを検討してもいいでしょう。
もし現状に満足できず、自分の中に上手くならなくてはいけない切迫感が生まれたら、プライドは捨てられるものです。
例えば、「シングルになれなかったら、全財産没収になる」としたら、なりふり構っている時間はありません。
自分で試行錯誤するのではなく、手助けしてくれる相手を探す方がほとんどでしょう。
病気の時に自力で病気を治そうと思わないのと一緒です。
良いコーチがいると聞けば、尋ねて行きますね。
それぐらいの切迫感が生まれる状況を作れたら、変われると思います。
でも、この良いコーチというのがなかなか見つからないもの。
欧米で何百人もコーチを見てきましたが、本当に優秀なコーチは一握りです。
でも、学校と同じでいきなり大学の先生に習う必要はありません。
まずは幼稚園で基礎を学んで徐々にステップアップしてもいいでしょう。
成長と共に先生も変わります。
常に自分が成長できるコーチを見つけられるようにアンテナを張っておくといいでしょうね。
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