「失敗の本質」からケプカの戦略を考えてみる。

 

こんにちは。
ゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎です。

 

海外に行くと、日本人はすごく一生懸命で真面目な民族なんだなと感じます。

海外ではお店の人がご飯食べながら接客したり、超不愛想な対応をされることはよくあること。

今ではそんなシーンに出くわしても何も感じなくなりました。

さすがに某ファストフード店で歯形のついた食べかけのクッキーが出てきたときは驚きましたが。

日本では大問題になるでしょうね。。。

そもそも日本人と欧米人の文化や考え方には根本的な違いがあるような気もします。

 

日常生活で異文化との違いを感じるわけですが、実際に仕事などでもそれを感じる場面があるわけです。

今回はちょっとお堅い本なども交えてゴルフの戦略について考えてみましょうか。

 

吉田が感銘を受けた戦略論の名著、

「失敗の本質~日本軍の組織論的研究」。

 

この本を読むと米軍は結果を出すために効率的な戦略を立て実行していたことがわかります。

逆に日本軍は戦略があいまいで目の前の戦いに勝利することに注力をしていました。

戦略があるかどうかが先の大戦の勝敗を分けたという分析です。

ここでいう戦略とはいかに「目標達成につながる勝利を選ぶ」かということ、もしくは「追いかける指標」とも言えるでしょう。

 

PGAツアーだと、ケプカには戦略性を感じますよね。

メジャー以外興味ないと公言するくらいピークをメジャーに合わせています。

平場の試合は水曜に来て練習もろくにしないで50位くらいですが、メジャーでは月曜からしっかりボールを打ち込んで上位に食い込みます。

全米プロで優勝したあとも2週間練習を休んで、その間一度もクラブを握っていないと言っていました。

勝つ試合と調整するための試合を分けていて、メジャーに照準を合わせる戦略という事でしょう。

 

ケプカの戦略を見て、日本軍が軍事的に重要ではない小さな島々まで制圧しようとしたのに、米軍は小さく重要ではない島をスキップして重要な島のみ攻撃したのと似ていると感じました。

まるでオセロの角をとるような感じですね。

最後に大事な戦いで勝つためにどうするか。

それを考えて周到に準備をしているように感じます。

 

ケプカがすごいところは2週間休めるメンタルと技術力です。

プロゴルファーがシーズン中に2週間もクラブを握らずに休んだら不安しかないと思います。

普通は調子を戻すのに時間がかかることを心配して休めないでしょう。

でも、ケプカは戻す方法を理解し、戻せる自信もあるのでしょうね。

実際、その後の全米オープンでも優勝争いに絡んできました。

 

感覚に頼ったゴルフだと休むと元に戻すのに時間がかかります。

その結果、休めずに疲労がたまります。

ケプカは間違いなく感覚だけでゴルフはしていないでしょう。

ケプカはスイングシステムがしっかりしていて、元に戻すプロセスも理解し、プロセスを共有するコーチ陣をそろえているからこそできることでしょう。

 

日本軍はゼロ戦を極限まで軽くして機動性を高め、パイロットが猛特訓による修練を重ねることによって米軍との空中戦での優位性を生み出しました。

しかし、米軍は経験の浅いパイロットでも勝てる機体を開発する戦略をとります。

高機能なエンジンを開発し装甲を厚くして撃墜されない機体をつくりました。

個人の技術力や修練に頼らず、誰でも上手く操縦できるシステムによって勝つ。

その結果、大戦の後期には米軍が空中戦で圧勝します。

これってケプカが取っている戦略にも通じるのかなと思います。

 

戦略のミスは戦術では取り返せません。

アマチュアの皆さんが取るべき戦略はどのようなものがよいでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

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