こんにちは、みすずです。
宮里藍選手の引退は、衝撃でした……。まだ31歳なのですよね。
寂しくて、気持ちにぽっかりと穴が開いたような感じです。
さて今回は、吉田さんにアメリカと日本のレッスン事情の違いについてお聞きしました。
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”] 吉田さんは、ゴルフの勉強のためにアメリカに行かれていますが、
日本と米国のレッスンってやはり違うのでしょうか?
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] そりゃあ、わざわざアメリカまで行くからにはそれなりの理由がある。
でも、アマチュアから見るとそもそも日本とアメリカの
両方を知らないから同じような感じに見えて違いがわからないかもしれないね。
今回は欧米のレッスンについて話そうかと思う。
ますはティーチングのレベルについて説明していこうかな。
ティーチングには以下の3つのレベルが存在していると思う。
1から3になるほど難しく、高度な知識と経験が必要になるんだ。
①自分経験したスイングノウハウを教える
②スイングメソッドを教える
③その人に合ったスイングを教える
この3つの段階ではかなりのレベルの差がある。
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”]なるほどです。
例えば、①の方法だと、吉田さんと私は性別も違いますし、
身長差や体の筋力や柔軟性も違うので、
吉田さんと同じことをやっても上手くなれない気がしました。
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] そうだね。
吉田が上手くなった方法をみすずさんが試しても上手くいかないと思う。
特に選手時代は筋力がいる打ち方をしていたからね。
自分がうまくいった方法ということだけでは
根拠や説得力が弱いし、再現性があるとは思えないよね。
「言っていることはわかるし、
プレーがスゴイのはわかるけどマネできないよね・・・。」
と、言われてしまうパターンだね。
現在のアメリカだと①の方法はあまり見ないね。
以前はPGAプレーヤーが自身のスイングについて語る
本やビデオがたくさんあって流行ったことがあったけど、今は流行らない。
それにコーチの独自理論みたいなものもあまり出てこない傾向にあるね。
そもそも独自理論って自分で考えただけの可能性もある。
ちゃんとした裏付けがあればいいけど、感覚的な話は通用しない。
教える側の感覚が他の人にも合うかというとそうではないと思うし、
身体的にも異なるわけだからね。
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_2.png” name=”みすず”]②の方法はどうですか?
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] この方法は90年代から出てきて、アメリカで全盛期だったのは、
デビッド・レッドベターの頃かな。
そのころ有名だったのは「アスレチックスイング」。
そのあとスタック&チルトや最近のAスイングなどのメソッドが出てきているよね。
みんなが当たり前だと思っている、
「スイング中は常にオンプレーンでスクエアフェースが良い」
という考え方もある意味型にはめていると言えるよね。
でも、このような型に当てはめていくメソッドは
ゴルファーの30%ぐらいしか合わないと言われているよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_4.png” name=”みすず”]30%ですか・・・。
ハマればいいですが、3人に1人くらいしか上手くいかないわけですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”]そうなんだ。
型にはめるのは教える方は楽だけど効果が出るとは限らない。
だから誰にでも合うレッスン手法が求められてきている。
③の方法は、その人に合ったスイングを追求していきたいよねという話。
スイングメソッドをクライアントに合わせるのではなく、
クライアントにスイングメソッドや理論を合せる形式になる。
物理学や解剖学、バイオメカニクスなど
学問をバックボーンとしたレッスンの知識を用いて行う手法が多いね。
特にバイオメカニクスは5年前くらいからアメリカで広がってきているよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”]けっこう最近なんですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] 昔から物理学や幾何学をバックグラウンドにした教本もあったんだけどね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”]そうなのですね。大学で勉強するんですか?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] 大学で学ぶ人もいるけど、そこまでしなくても知識を得られるようになってきた。
大学教授がゴルフに必要な学問の基礎知識を教えてくれることもある。
どんどんレッスンが可視化、数値化されてきているから
その数字の「なぜ?」ということを理解する必要が出てきている。
高価な機械を持っていても読み解き方をわからなければ全く役に立たないからね。
コーチとしては、色々なパターンを合わせていかないといけないから、
求められるスキルも高くなってきていると感じる。
クライアントを改善する再現性と確率を高めるために
みんなすごく勉強をしているよ。
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[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”]ゴルフレッスンって、ものすごく専門性が高い仕事なんですね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”yoshida.png” name=”吉田”] 小難しく考えすぎじゃないって思われるかもしれないけど、
知れば知るほど知らないといけないことがたくさんある世界なんだ。
底なしの泥沼に足を突っ込んでしまった感じだよ。
そもそもその世界を知らない方が楽かもしれないね(笑)。
何の仕事でもそうだと思うけど一生勉強なんじゃないかな。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”misuzu_1.png” name=”みすず”]たしかに一生勉強ですね。ありがとうございました![/speech_bubble]
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