ロイヤル・ポートラッシュから全英オープンレポート

 

こんにちは。

ゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎です。

 

いよいよ今年最後のメジャー、全英オープンが始まります。

ゴルフ好きのみなさんは寝不足の日が続く覚悟はよろしいでしょうか。

 

 

今回吉田は全英オープンの取材のため北アイルランドのロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフリンクスに来ています。

日曜日に現地入りしましたが、全英OPらしからぬ晴天です。

週の半ばから天気が崩れて全英OPぽくなるようですが、できればきれいな空が見たいところです。

 

 

今回全英オープンに来たいと思った理由。

それはウェアのサポートをしていただいているヒューゴ ボスがスポンサーを務めているからです。

 

 

元々ヘンリク・ステンソン選手のファンということでヒューゴ ボスのゴルフウェアに注目していましたが、ご縁をいただき日本で唯一のゴルファーとしてサポートいただいています。

今回はそのヒューゴ ボスが全英OPのオフィシャルウェアを販売しています。

 

 

とにかくカッコよすぎです!

いろいろ欲しくなってしまいました。

 

今回はスタッフやボランティアもみんなヒューゴ ボスのウェアを着ています。

ボランティアの人に話を聞きましたが、カッコよくて機能的なのですごく良いと言っていました。

「そうでしょ!」とヒューゴ ボスの担当者のように言っておきました(笑)。

 

 

【全英オープン会場:ロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフリンクス】

 

 

今回の全英オープン会場のロイヤル・ポートラッシュ・ゴルフリンクスは1888年か以上の歴史あるコースです。

1951年に一度だけ全英オープンが開催されています。

実際にコースを歩きましたが、リンクス特有の深いラフにフェスキュー、ポットバンカーなどトラップがいっぱいでした。

特にこのコースは傾斜がフェアウェイ、グリーンともにきついので、落としどころがとにかく狭い!

ティーショットでは横の曲がりだけではなく、縦の距離も気にしながら打たないとスロープで転がってバンカーやラフに入ってしまいます。

また、落としどころが見えない設計のホールも多いため、選手は入念に練習ラウンドをしていました。

 

 

 

【今大会の注目選手】

 

今回の全英オープンは今年最後のメジャーということでみんな気合の入り方がすごいです。

平場の試合は水曜日入りのブルックス・ケプカは月曜日入りして、みっちり3時間ボールを打ち込んでいました。

一流選手がトップコンディションで挑むわけですが、その中でも優勝候補の注目選手を何人かピックアップしたいと思います。

 

 

まずはローリー・マキロイ選手。

北アイルランド出身のマキロイは地元でも全英オープンになみなみならない意気込みを持っていることでしょう。

マキロイの武器は平均315ヤードでPGAツアー2位のドライバーショットです。

今回はその飛距離に加えてリンクスコースの攻め方を熟知している点もプラス材料でしょう。

2014年の全英オープン制覇以来の雄姿を地元で見られるかもしれません。

 

 

【吉田注目のヒューゴ ボス契約選手】

 

そして、吉田が応援しているヒューゴ ボス契約選手もご紹介しましょう。

 

 

まずはヘンリク・ステンソン選手。

月曜日の練習日にパッティングコーチのフィル・ケニオンに入念にストロークチェックを受けていました。

先週のスコティッシュオープンで4位タイに入っているので期待ができますね。

 

 

ステンソン選手と言えば、2016年にロイヤル・トゥルーンで開催された全英オープンでフィル・ミケルソンとの激闘を制し優勝しましたよね。

吉田は2016年の全英オープンで試合会場に行きましたが、練習日の月曜日にステンソン選手はコーチのピート・コーウェンと激しい口論のようなレッスン!?を行っていて調子が悪いのかなと思っていました。

それがあの劇的な優勝になるのですからわからないものです。

ドライバーと同じくらい飛ぶ正確無比な3Wに注目です!

 

 

 

韓国のアン・ビョンフン選手。

188センチの恵まれた体格から放たれるドライバーショットはPGAツアーアジア勢最高ランクの307ヤード(15位)です。

ニック・ファルドやアーニー・エルスを指導した名コーチ、デビッド・レッドベターに師事し、完成度の高いスイングをしています。

今回も試合会場でレッドベターが入念にスイングチェックを行っていました。

 

 

 

そして今回の全英OPは出場ならなかったものの、2度のメジャータイトルを獲得しているマルティン・カイマー選手もご紹介しましょう。

ドイツ出身のカイマー選手はヒューゴ ボス発祥の地ドイツの選手ということで、マルティンカイマーモデルもあるんです。

今年のPGAツアー・メモリアルトーナメントでそのカイマー選手とまさかのウェア被りをしたので写真を撮ってもらいました。

この大会では最終日を首位で迎えて、前半のハーフを首位でターンしたので久しぶりの優勝も期待していましたが惜しくも3位でした。

ここ最近はメモリアルトーナメント以降も調子を上げて200位前後だったワールドランキングも86位まで伸ばしています。

徐々に調子を上げているカイマー選手にも注目です。

 

 

 

その他にも復活を果たしたタイガー・ウッズ選手や松山英樹選手をはじめとする日本人選手の活躍も楽しみです。

役者がそろった今年の全英オープンは目が離せません。

テレビ朝日とゴルフネットワークで放送するのでお見逃しなく!

 

 

 

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