全英オープン ロイヤルポートラッシュで起きた奇跡!


 

こんにちは。

ゴルフスイングコンサルタントの吉田洋一郎です。

全英オープン前日の水曜日は火曜日までの晴天無風がウソのような強風と雨。

16番ホール、236ヤードパー3では左からの強いアゲンストが吹き、普段はアイアンで打つところをドライバーを打つ選手もいたほどです。

 

 

そんな中でも選手たちは黙々と練習をしていました。

むしろ、このような荒天時に風や雨の影響を体感してコースの傾向を知ることが大事になります。

全英オープンは自然との闘いといえるほど雨風が吹き荒れるのでそれを見据えた準備が大事になります。

ヒューゴ ボス契約選手のアン・ビョンフン選手も入念にパッティングとラウンドを行っていました。

 

 

選手たちは準備に余念がありませんが、吉田は選手以上に長丁場になるので息抜きが大事です。

練習日はタイガーが朝早いので6時半頃にゴルフ場に到着し、17時頃まで昼食以外はひたすら歩き続けます。

たまには休まないと心身が持たないので、雨風と寒さから逃れるためにショップに向かいました。

ヒューゴ ボスのウェアをウォッチして目の保養です。

 

 

今回の吉田の一押しを見つけました。

 

 

ヒューゴ ボスのロゴと全英オープンのロゴのコラボレーション!

 

 

ちゃっかり試着をして着心地もチェック!

デザイン、着心地ともに完璧ですね。

 

 

と、思っていたらヘンリク・ステンソン選手のサイン会が開始。

着ているウェアは吉田の一押しと一緒ではないですか!!(ツアープロ仕様でロゴの大きさと色は違いますが)

ステンソン選手が着るとより一層カッコよく見えてきました。

それにしても、このお客さんは帽子8個も買っているので余程ステンソン選手のファンなのでしょうね。

 

 

ステンソン選手はひたすらサイン。

サイン待ちは100名くらいの長蛇の列になっていました。

嫌な顔一つせずひたすらサインをし続けるステンソン選手。

ファンへのサービス精神あふれる対応は素晴らしいです。

 

 

45分間ひたすらサインや写真に応じ続けて、そのあとテレビのインタビュー。

 

 

そして、その後吉田のインタビュー・・・!?

・・・そうなんです。

ショップにいたのはサボるためではなく、ヒューゴ ボスがインタビューをセットしてくれたからなのです。

 

 

いやー、みなさん大変申し訳ないです。

言い訳できません。

完全な訳得です。

記念写真まで撮ってもらいました。

間近で見るステンソン選手はカッコいいですね!

それにしても顔が小さすぎませんか!?

 

 

 

ステンソン選手が吉田のインタビューを受けてくれたのでご紹介したいと思います。
ステンソン選手は目を合わせて真剣かつ丁寧に回答してくれました。
見た目通り真面目で良い人でしたね。
より一層応援したくなりました。

 

「今ゴルフが楽しいですね。今シーズンは家族と過ごしてリラックスする時間を設けながら、バランスよく調整してきましたが先週のスコティッシュオープンは良いゴルフができたと思います。今大会には良い状態で挑めると思います。」

 

前日の練習ラウンドにつきましたが、先週のスコティッシュオープン4位タイでしたし調子は良さそうでした。ステンソン選手のインスタグラムをフォローしていますが、家族仲良く過ごす写真を見かけます。家族との時間が心身に良い影響をもたらしているのでしょう。プロゴルファーは休むことも仕事ですからね。

 

 

 

「世界中から一流プレーヤーが集うこの場でプレーでき、勝者になるチャンスがあることに興奮しています。今回のロイヤルポートラッシュは難しいリンクスコースですね。でも、私は難しいゴルフコースが好きなんです。アイアンで正確なショットを打つことも得意ですからね。雨風も歓迎です。リンクスコースはバンカーやアンジュレーションなどがあり行ってはいけない場所があるので戦略が大事になります。」

 

さすが、3年前の全英覇者!リンクスコースでの我慢比べは負けないぞという意気込みを感じました。
実際ステンソン選手は風に負けない低い球を打ちやすいスイングをしています。
長年コーチを務めるピート・コーウェンはイングランドのリンクスタイプのコースで腕を磨いてきました。彼が提唱するスパイラルスイングは全英オープン向けと言えるでしょう。

 

 

 

ステンソン選手と言えば飛距離の出る3Wをティーショットで多用しますが、その点についても聞いてみました。

 

「コースによってティーショットでドライバーと3Wを使い分けています。フェアウェーが広ければドライバーを使いますし、ドッグレッグしたり、狭かったり、ハザードがあれば自信のある3Wを使います。13度のロフトの立った3Wを使っているので飛距離も出ますしね。」

 

 

 

気になるスイングに関しても語ってくれました。

 

「スイングに関してはすべて自然にできるような状態にすることを心がけています。毎週試合をしていると毎週フィーリングが変わるのでスクエアに立つことやセットアップなども確認しますね。肘や腰の動きなども変わるのでいくつかのドリルを行ってニュートラルで自然な状態に戻すようにしています。」

 

ステンソン選手は見た目が真面目そうなので理屈っぽい感じなのかと思っていましたが、意外とシンプルな回答でした。コーチのピート・コーウェンのレッスンも素直に聞いていることが多いのでテクニカルなことはコーチに任せているのかもしれません。

 

 

 

最後にヒューゴ ボスの魅力を語ってくれました。

 

「15年前の2004年から契約をしているのですが、デザインがとてもスタイリッシュで着用できることに喜びを感じています。品質も素晴らしくドライフィットやストレッチなどの素材によって快適にプレーができています。そしてヒューゴ ボスはゴルフだけではなく様々なシーンで着ることができますよね。ゴルフ以外の公式な場で着るスーツやショッピングに出かける時に着るカジュアルなウェアなど幅広くサポートを受けることができてとてもラッキーだと感じています。」

 

吉田もヒューゴ ボスのウェアを着るようになってから、仕事に行く朝に何を着ようか考えるのが楽しみになりました。(※吉田の場合は仕事に行くときにゴルフウェアを着ます。)
ゴルフメディアに出た時に原稿チェックなどしますが、たまに「背中のロゴの感じがいいなー」などと記事の中身より先にウェアをチェックしてしまいます。
他の人とウェア被りすることも少ないので特別感があるのもメリットですね。

 

 

 

インタビュー後はヨーロピアンツアーNo.1コーチと自他ともに認めるピート・コーウェンにスイングチェックを受けていました。

今回は口論することもなく、穏やかに最終調整を行っていました。

 

 

ピートとステンソンはいつも同じようなことばかり確認しているんですよね。

吉田はピートに教わったことがあるので、身振り手振りで何をしているのかわかるのですが3年前と変わらないような。。。

というか、メジャーの会場でいつも同じことを教えているような気もします。

それだけプロでも基本が大切ということかもしれませんね。

 

いよいよ全英オープンが始まりますが、ステンソン選手の活躍楽しみですね!

もちろん日本人選手にも頑張ってもらいたいところです。

明日はトップスタートが6時35分、最終スタートは16時16分。

明日は朝から晩まで歩きたいと思います。

 

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