今回で18回目となる「2016 ソニーオープン・イン・ハワイ」が1月14日から開催されます。
PGAツアーの実質的な初戦となるこの大会は、ジミー・ウォーカーが2014,2015年と連覇、今回3連覇が懸かっています。
石川遼、谷原秀人、宮里優作ら日本人選手の活躍など見逃せませんね。
また大会を愉しむうえで、コースの特徴をしっかりと把握しておきたいところ。
そこで、私吉田がプレイ経験を含め、見どころを解説いたします!
▼2016ソニーオープンの注目選手
では注目選手からご紹介します。
まずは3連覇がかかるジミー・ウォーカー。
彼は34歳でツアー初優勝をあげながら、ここ2シーズンで5勝と一気にブレイクした選手です。
ザック・ジョンソンは2015年の全英オープンの覇者。
PGAツアー12勝を誇り、安定した力を発揮する彼も、上位に食い込んでくる選手の一人でしょう。
▼ワイアラエCCを徹底解説!
ワイアラエCCは、ご存知の通り「超」がつくほどの名門コースです。
観戦経験はおありでも、実際にプレイしたことがある方は少ないと思います。
吉田は幸運なことに何度かこのワイアラエCCでプレーしたことがあります。
ソニーオープンインハワイも現地で観戦しました。
コース自体はフラットで高低差もあまりありません。
トリッキーさはなく、一見難易度的には高くないと思われるかもしれません。
ただし!所々でハザードが効いています。
バンカーや池が要所要所に配置されていますので、実際に回ってみると意外に難しいコースなんです。
それに!カートで乗り入れされているためか、フェアウエーが硬く、ボールがすごく転がりやすいです。
そのためグリーン周りはダイレクトに乗せるのではなく、手前から落として転がしていくといった対策を行う選手もいるかもいるかもしれません。
さらに!グリーンが異常に速いんです。
通常時でも13、14フィート出るので、トーナメントの時期はもっと速いと思います。
日本のゴルフ場はだいたい8、9フィートなので、その異常さがわかると思います。
そういった傾向から、日本勢も含め、パターがポイントになってきます。
傾斜を読むのはもちろんですが、ここの場合、芝目を読まないと話になりませんね。
▼2016ソニーオープン観戦ポイント
やはり16番ホールですね。
ここが一番難しいホールだと思います。
左ロッグレッグで、打ち所が左過ぎると木が邪魔になり、右目に打とうとするバンカーが効いていますから。
どれだけ飛ばすかが迷いどころですね。
飛ばな過ぎると左の木が邪魔に、右だとバンカーというレイアウト。
ドライバーを使わずに3番スプーンで打つ選手もいると思います。
セカンドショットはヤシの木のWに向かって打ちますが、グリーンの目が海に向かっているので、ピンポジションによっては難しいでしょう。
強烈な目になっていますので、簡単には行きません。
あとは2番ホールも難しいです。
ここは左がずっと池で、右がバンカー。
落としどころが難しいですね。
ティーショットは慎重にならざるを得ません。
実際に現地で観戦する場合、オススメなのは16番、17番、18番ですね。
ミドル、ショート、ロングと続くこのあたりがベストだと思います。
今年は誰が優勝するのか楽しみです!