こんにちは
吉田洋一郎です。
今回は、2015年6月に渡米したときの視察内容をご紹介します。
実は、今回初めてメジャー大会の観戦をしてきました。
訪れた先は、シアトルから南へ車で1時間ほどのところにある
チェンバーズ・ベイGCで開催された『全米オープンチャンピオンシップ2015』。
日本勢では、松山英樹選手や石川遼選手、藤田寛之選手、川村昌弘選手、薗田峻輔選手が出場していましたね。
テレビでも放送があったので、ご覧になった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず、率直な感想としてスケールが違うのただひと言です。
会場のチェンバースベイGCは元々採石場ということで、高台から見下ろすとゴルフ場部分がえぐられた巨大なスタジアムのようでした。
なかなか壮大な長めでしたね。
「今回は全米オープンだよね?全英オープンじゃないよね?」
と確認したくなるリンクスコースです。
このコースの賛否は選手や評論家がすごく議論していましたね。
ギャラリーには恐ろしく負担をかけるコースでした。
斜面と砂だらけで山登りと浜辺が合体したような歩きにくさ満点のコースですね。
あとは人の多さですね。
日本の大会と比べてお客さんの数がとにかくすごくて、例えるならばディズニーランドのようでした。
まさかの朝6時半から会場行きのバスに乗るのに30分待ち。
バスは思いっきりスクールバスでみんな遠足気分です。
食べ物にありつくのにも一苦労。
それにしても皆さん良く食べますわ。
みんなビールは水がわり状態です。
人気選手が来ると道を動けず、見る場所がない……。チラッとしか見られないんです。
いいところで観戦するためには、有名選手が来る2、3ホール前に待ち構えて、30分ぐらい待機することが必要でした。
正直、あそこまでギャラリーが多いとは思っていなかったです。
全米オープンはアメリカ人にとっては一番価値のある大会だとアメリカ人のインストラクターに聞いたことがあるのですが、まさに選手は一流の人ばかりで、練習ラウンドから会場には本気で勝ちにきているピリピリ感が漂っていました。
もう現地で見慣れてきたPGAツアーですが、毎回思います。
まぁ、みんなよく飛びますな。
見た目もスイングもおとなしそうなジミー・ウォーカー選手↑。実は飛ばすの知ってました?
背も188センチあって結構大きい。
PGAツアーのデータでは平均で310ヤードくらい飛ばすとあります。
平均ですからね。それでもベスト10に入るかどうかです。
PGAツアーはすごい世界です。
ジミーさんの練習見ていたら、吉田は330、40ヤードぐらい飛ぶと最後が見えなくなってしまうことが判明しました。
ドライバーショットは途中から弾道が見えなくなり、到達地点が分かりません。
みなさんはたぶん球が速すぎて出だしから見失う可能性あります。
PGAツアー観戦の際はまずは練習場で目を慣らすことが大事ですね。
矯正視力で2.0では通用しなかったジミーさん恐るべし。
次回は双眼鏡時参するしかないか!?
また別の機会に、全米オープンの続きを紹介する予定です。どうぞお楽しみに!
他にも聞きたいことがあれば、コメント欄にお寄せください。できる限りお応えしたいと思います。