週刊ゴルフダイジェストにてジャスティン・トーマスのスイング分析を行いました。
トーマスはSBS・トーナメント・オブ・チャンピオンズと
ソニー・オープン・イン・ハワイで2連覇してブレイクしましたね。
ソニーオープンでは59も出しました。
新世代がどんどん出てきてPGAツアー盛り上がりますね。
トーマス選手はソニーオープンの14番パー4の左ドックで
左の木の上を越え、300ヤードのキャリーでショートカットしていきました。
解説の人も信じられないと言ってました(笑)。
スピースも最終日にトライしていましたが、
木を超えることができず林の中でした。
ジャスティン・トーマスは体格は大きくないですが、
300ヤードドライブを放つ飛ばし屋です。
そして、アイアンのキレがすごく、1メートル以内に付ける場面を多く見ました。
パッティングでスコアを作るというより、ショットでスコアを作るタイプです。
スイングの注目点は左足の伸び上がり。
インパクトで左足がつま先立ちになっていますが、これは意識的にジャンプをしたり、左足を伸ばしているわけではなく、グラウンド・リアクション・フォース(GRF)を使っているため伸びています。地面を押した反力で伸びています。
このGRFの発生によって上半身は最大に加速します。
体と腕のシンクロを保ったままスイングするため、ボールを押すようなインパクトゾーンの長いスイングが可能になります。
インパクトでの腕を振る感じがないのはそのためです。
トーマスがいわゆる「三角形キープ」の状態で方向性も維持しながら飛ばせるのは、GRFを最大限上半身に伝えられているためです。
ブレイクしたトーマスの今後に期待ですね。
今週も週刊ゴルフダイジェストにタイガーのPGAツアー復帰のレポートで出ていますのでご覧ください!!
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