立ち読み付き!書籍出版のお知らせ『ロジカル・アプローチ~「理論」で上達する世界標準の寄せテク』

 

2018年8月30日に実業之日本社より、吉田の著書『ロジカル・アプローチ~「理論」で上達する世界標準の寄せテク』が出版されます。

 

選手時代、アプローチが苦手だった吉田。当時は、アプローチやバンカーが下手なのは自分に「感性」がなく、ゴルフを始めた年齢が18歳と遅かったのが理由だと考えていました。しかし、世界のトップコーチたちに教えを乞うようになって、この先入観が大きく間違っていることに気付かされました。

 

彼らは、アプローチにおいても「感性」などに頼らず、非常に論理的で合理的なメソッドで指導しています。事実、吉田は彼らの指導を受けて、アプローチが改善し、ティーチングも大幅に変わりました。仕組みを明快に説明できるようになったことに加えて、問題点の掘り起こしや改善も圧倒的にスムーズになり、結果が早く確実に表れるようになっています。

 

今回の書籍はアプローチをできるだけロジカルに理解するための教科書を目指しました。立ち読みページもご用意しましたので、ぜひ、ご覧ください。

 

《目次》
■PART1 アプローチは「感性」でなく「理論」だ

    • 世界のアプローチ・レッスンは超ロジカル
    • アプローチを「感性」に逃げてはいけない
    • 感覚の「裏側」にも無意識のロジックがある
    • 上達とはロジックがオートマチックになること
    • データを知ることには理論的思考に有効
    • 欧米にはショートゲーム専門のコーチがたくさんいる
    • そもそも「アプローチ」とはどんなショットなのか
    • アプローチは加減するからむずかしい
    • スイングスピードとリズムで距離を打ち分ける方法もある
    • スインガーかヒッターかで距離感の出し方は違う
    • ボール初速を変えるだけではピンに寄せることができない
    • アプローチの距離感は球の高さのコントロール力
    • 球の高さで落ちてからの転がりをコントロールする
    • 打つ前に「どこに落として、どれだけ転がすか」を想像する
    • グリーン面上の「使える面の広さ」を考える
    • 球を上げなければいけない状況はむずかしい
    • 球を上げようとする打ち方にはミスの原因が潜んでいる
    • 転がす量が極力大きくなるように狙う
    • 自分にできることの範囲内で打ち方を選ぶ
    • 得意な1本にこだわらず番手選択は柔軟に
    • ロジックに沿って考えるトレーニングをしよう

■PART2 アプローチのテクニック

    • アプローチはスイングの原点
    • カラダの動かし方は6つのタイプに分かれる
    • パターのようにクラブを使う「振り子型」
    • フェース面を変えずに出していく「直線型」
    • 手首を使ってボールをとらえる「リスト型」
    • 下半身の使い方は「上下」と「回転」の2種類
    • バックスイングで沈み、ダウンスイングで伸び上がる「上下型」
    • 左股関節上でクルッと回る「回転型」
    • 上半身だけでスイングするとランニングアプローチ
    • 下半身の動きをプラスしてチップショットとピッチショット
    • 球をふわりと上げて止めるロブショット
    • 世界の有名コーチ1 デーブ・ペルツ「直線・回転型」
    • 世界の有名コーチ2 ジェームズ・シークマン「リスト・回転型」
    • 世界の有名コーチ3 ピート・コーウェン「リスト・上下型」
    • 世界の有名コーチ4 スタン・アトレー「リスト&振り子・上下型」
    • 腕を使う理論が多いが腕とカラダの同調は大前提

■PART3 データで見るアプローチ

    • トラックマンを使ってアプローチを分析
    • 実験1 30ヤードをロフト別にアプローチ
    • ロフトが大きいクラブはボールがフェースに乗りにくい
    • PWで2対1、SWで4対1がキャリーとランの指標になる
    • 実験2 ボール位置を左右に変えてアプローチ
    • ボール位置が変われば打ち方もアレンジする
    • 実験3 フェースを開いてアプローチ
    • 開いたフェースにボールを乗せてスピンをかける
    • 実験4 ヘッド軌道を変えて打ってみる
    • 打球を曲げるよりも入射角のコントロールに有効
    • 実験5 ボールを変えて打ってみる
    • 実験6 打ち方による弾道の違い

■PART4 アプローチの実戦テクニック

    • 単品ウエッジはロフトを選べるのが魅力
    • フルショットの距離でロフトを選ぼう
    • ロフトの大きいウエッジは高い球をやさしく打てる
    • ウエッジを増やすためにFWかUTを抜こう
    • バンス大きめのウエッジはお助け要素が大きい
    • 右手の甲をソールと連動させ、地面とどう接触するかを想像する
    • ヘッドの軌道を想像し「ゾーン」でボールをとらえる
    • 入射角のコントロールを身につけよう
    • 「ボール位置」「リリース」「スイング軸」で入射角をコントロール
    • 自分の意図した振り幅を正確に振れるようになろう
    • 減速や急加速せず等速にスイングしよう
    • 上から入れて低く抜くスピンアプローチ
    • フェース面を管理する感覚を養おう

■PART5 ロジカル・バンカーショット

    • なぜガードバンカーからはクリーンに打たないのか
    • ヘッドがボールの真下まで届くインパクト
    • 「打ち込む」インパクトを正しくイメージしよう
    • フェースを開いてバンスを出し、ハンドレイトで打とう
    • 砂が硬いときはハンドファーストに打ち込む
    • ヘッドをどれだけ潜らせたいかで打ち方をアレンジする
    • 距離の打ち分けはボールとの距離で行う

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