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2016年のPGAツアーはすべて終了し、もうすぐ開幕戦です。

2016年のメジャーは全員初めてタイトルを獲得した選手でしたが、最も印象に残る選手はヘンリク・ステンソンです。

全英オープンの正確なショットと神がかったパッティングの最終ラウンドは鳥肌物でしたね。今回は吉田が見たステンソンについてお話をしたいと思います。

 

 

吉田が感じるステンソンの魅力は哲学があることです。

確固たる信念、ブレないコンセプトの基に自ら作り上げてきたスイングに深みを感じますね。苦労して自分のスタイルを築いてきた選手は応援したくなります。

あの眉間の縦じわが今までの数々の苦悩を物語っている気がしていいですよね。

 

アマチュアは才能、感性で登りつめた天才プレーヤーを真似することはできません。しかし、ステンソンというマシーンは設計図さえあれば再現できるのではないだろうか。あのレベルまでは無理でも、近づけるのではないだろうか・・・。そのように思わせてくれるステンソンのゴルフこそ、アマチュアが真似すべきではないかと思います。

 

 

 

「ステンソンのスイング構築方法が知りたい。」

 

私はヨーロッパの選手を調べるうちにヘンリク・ステンソンが気になりました。全英オープンの前週、ヘンリク・ステンソンがどのような技術的な背景を持つのかどうしても気になり、イングランドに渡りました。

この時まさかステンソンが全英オープンに勝つとは思っていませんでした。タイミングが良くて非常にラッキーでしたね。

 

ステンソンがゴルフで最も大事にしていることは「再現性」でしょう。

ステディーなコースマネジメント、正確なショット、乱れることのないスイング。

再現性というコンセプトの基にステンソンのゴルフは全てが精密に設計されていました。

 

ステンソンのゴルフは再現性を高めるため、優秀なブレーンに各部門を任せています。ヘンリク・ステンソンは心技体のプロフェッショナルが関わるチームを構成して各分野のプロに任せています。ここまで多数のメンバーでチーム構成をしているのはパドレイグ・ハリントンくらいでしょう。PGAツアーではトップクラスのチーム構成です。プロフェッショナルが関わることで、怪我やスランプで歯車が狂ったとしても、またすぐに構築し直せる再現性をステンソンを持っているのです。

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ステンソンは15年かけてピート・コーウェンとスイング構築をしてきました。

ピート・コーウェンの提唱する「スパイラルスイング」理論を最も体現しているのがステンソンでしょう。

コーウェンは私にイングランドのピートコーウェンゴルフアカデミーでスパイラルスイングの構築方法を惜しげもなく伝えてくれました。普段のコーウェンはとても気さくなジェントルマンですが、ドライビングレンジに立つと熱血スイッチが入ります。なかなか動きを理解できないと大きなジェスチャーを交え、時に実際にボールを打ちながら熱く語ってくれました。

 

「スパイラルスイングの核心は地面に圧力をかけ、その反発力をらせん状に上半身まで伝える。私はスイングをワインのコルクを抜くようなものだと考えているんだ。」

 

この地面に圧力をかけるスパイラルスイングの動きをステンソンのバックスイングの始動で見ることができます。左足で地面に圧を加え、それを右ひざ、右腰、右肩へとらせん状に伝達していきます。そして、その力を下方へ向かわせたのち、回転力に変換していきます。

 

スパイラルスイングと聞くとこの地面反力(グラウンド・リアクション・フォース)を使った下半身の動きだけをイメージする方が多いと思います。

しかし、これはスパイラルスイングにおいて「どのように力を発生させるか」を説明しただけです。一番肝心なポイントは「発生した力をどのように伝えるのか」です。

 

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コーウェンは、この地面から得たエネルギーをいかに効率的にボールに伝えるかを「ボールに圧力をかける」と表現し、スパイラルスイングの核心部分を説明しました。

 

 

「インパクトではボールに”圧力”をかける事が大事だ。ノックアウトパンチのようにプレッシャーを加えるんだ」

 

このプレッシャーは肩の筋肉によって生み出されます。

肩の筋肉によるエネルギーと、地面反力によって生み出されたエネルギーを圧力としてボールに伝えていきます。

 

バイオメカニクスをバックグラウンドとした地面反力を用いたスイング理論はアメリカでは一般的ですが、肩の筋肉の使い方は他のスイング理論とも違っていて新鮮でした。リンクスコースが多いヨーロピアンツアーでは、風に負けない強い球を求められるため、コーウェンの独自理論が生まれたのだと思います。いわゆるボディーターン打法とは異なり、エネルギーの伝達をメインに考えられた「重い球」を実現するためのスイング理論だと感じましたね。

 

 

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ピートは普段はとてもフレンドリーなんです。

ライダーカップで話した時も、ヨーロッパが劣勢でピリピリムードなんですが、陽気に話しかけてくれました。

 

img_1266ただ、レッスンになると突然スイッチが入って熱血指導になります。クラブを取り上げられて「こうやって打つんだ」と始まったりするので、ちょっと驚きました。最初は吉田が覚えが悪かったかなと思っていました。

 

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しかし、会場でもピートの熱血指導がさく裂していたのでちょっと安心しました。

 

 

 

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ヘンリク・ステンソンはライダーカップでもスゴイショット連発でした。

特にロングアイアンの精度が素晴らしいです。パー3では常にピン絡むショットを打っていましたね。あの完全アウェイの状況であのショットを打てるのはまさにアイスマンですね。明らかにアメリカを応援しているギャラリーから「アイスマン」なんてちょっと野次られる感じで声援受けていましたが、もろともしないステンソンはやはりマシンですね。

シングルスでもジョーダン・スピースを撃破するなど活躍を見せたステンソン。2016年-2017年シーズンも更に活躍してくれることでしょう。

 

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